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江戸時代のサバイバル (歴史漫画サバイバルシリーズ) [歴史]

世界一受けたい授業などでおなじみの河合敦先生監修の日本史漫画シリーズ。
全14巻で、特徴は小学生がタイムスリップしてハラハラドキドキの冒険をするという内容。

ストーリーは、チーム・ガリレオがつくり、漫マンガは早川大介さん。

この巻では江戸時代をとりあげ、副題は生き残り作成となっている。
とりあげているのは「関ヶ原の戦い」から江戸幕府が成立したころまで。

双子の兄弟ケンとハナ。二人は剣道をやっていて、ハナが大会で優勝。
骨董店を営む二人の祖父が、優勝のご褒美にととりだしたのは、徳川家の家紋がはいった箱。祖父の説明では「これは徳川家康公が用いた刀で我が家の家宝」とのこと。

刀は2本あり、「イチモンジ」と「ムラマサ」
ハナはまったく興味を示さなかったがケンはかっこいい!と手にとると、刀の精霊が登場。子どもが触らないとでてこれないのだという。

「イチモンジ」は常識的?だが「ムラマサ」は野心的な刀でケンにとりついて関ヶ原にタイムスリップ。大将の首をとって出世するといって「関ヶ原の戦い」に乱入。
ハナは「イチモンジ」とともに追いかける。

刀の精たちは、大人がくると引っ込んでしまうので、戦場の中二人は取り残される。それを助けてくれたのが徳川四天王の本多忠勝。子どもがいては危ないからと本陣につれかえり家康に会わせてくれる。家康は西軍(豊臣家の家来石田三成の軍)の小早川秀秋が裏切るのをいまかいまかと待っている。最初はびくびくしていたが、裏切りをきいて大喜び。
ケンとハナがもっていた刀(イチモンジ。ムラマサは戦場からもちだせなかった)をみて、これは昔父親からもらった刀だと声をかける。家康も昔刀の精に会っていて、「平和な時代をつくる」と約束していたのだが、大人になって会えなくなっていたのだ。

ふたりは家康のところで湯漬けをごちそうになるが、ご飯にお湯をかけただけのもので、米はかたく、おしんこがついているがすごくしょっぱいといっている。
ふたりきりでご飯を食べているとイチモンジがでてきて、家康との思い出を語る。
そのころムラマサはようやく動けるようになり、ハナの方が剣道の腕がたつからと、今度はハナにとりつこうとする、イチモンジはムラマサを止めようと刀同士の争いになるがムラマサが勝って、ハナはタイムスリップしてしまう。イチモンジとケンも後を追う。

二人がやってきたのは1615年大坂夏の陣。ちょうど真田幸村が敵に取り囲まれたところ、ハナとムラマサが争っているのに敵が気をとられている間に幸村はハナをつれて馬で脱出。ムラマサは再び戦場にとりのこされる。
ケンとイチモンジは家康のところへいって、ハナを探してくれるように頼む。
ムラマサはハナがいうことをきかないので、最大パワーでハナの体をのっとる。

ケンはハナが真田幸村と一緒だと知り、とりあえず家康のところへ戻る。家康は真田を邪魔者扱いしつつ、ものすごく恐れていて、幸村がくるときいて木に登ってセミのふりをするギャグシーンあり。
幸村が家康の陣に攻め込むと、あらわれたのはハナをのっとったムラマサ。ムラマサは真田幸村に襲い掛かる。それをみたイチモンジも最大パワーでケンにのりうつり、対決。しかし馬のフンを踏んで転んであえなく気を失う。その間に家康軍は幸村を追い返し勝利。家康は「これからはイチモンジに約束した平和な世の中をつくる」と二人に約束。

二人はイチモンジと現代に帰ろうとするが、最大パワーを出したためエネルギー不足でうまくいかない。とんだところはまだ江戸時代で、犬においかけられている若様を助けたら、今度は米泥棒と間違えられる二人。
しかし、刀をもっていたことから武士だと思われ、今度はおもちをごちそうになる。このとき農村で新しい農具で脱穀をしているところを見る。また農村では米はすべて年貢になってしまうのでもちなどはめったにたべれないことを知る。

刀をみると刃こぼれがすごいことから、刀の精のパワーを取り戻すために二人は江戸へいって刀を研いでもらうことを決意。大名行列に江戸につれていってもらおうと飛び出すが、無礼ものと切られそうに。そこに犬から助けてあげた若様がでてきて、とりなしてくれる。二人は若様と一緒に江戸へいく。

ムラマサは若様をみて「竹千代~」とかけよるが、若様は覚えがない。あとでわかるがムラマサは徳川家光が子どものころ(幼名が竹千代)友達で、竹千代が「日本一の侍になる」といったことから、大将首をたくさんとれる刀になろうとしていたのだった。

ハナとケンは若様から江戸時代の服をもらい刀の研ぎ師を探す。お金がない二人だったが、戦もなくなり刀がめずらしかったのと名刀だったので特別に無料でやってもらえることに。しかし念をおしておいたのに、楽しくなった研ぎ師がイチモンジだけでなくムラマサも研いでしまい、パワー全開になったムラマサはケンをのっとって将軍のところへ。そして「戦を起こせ」と脅す。

この将軍が徳川家光で刀をみてムラマサを思い出す。ケンにとりついた状態だったので二人は会話でき、家光が「日本一の侍になりたいといっただけ、大将首をとらなくても、おれ将軍の息子だし」というと勘違いに気が付いたムラマサは刀に戻ってしまう。

家光は「ムラマサの気持ちはうれしかった。これからは戦のためではなく人を守る刀になれ」と念じてムラマサを返してくれる。
ハナとイチモンジも合流し、一緒に祖父の骨董店に戻った二人をみて、祖父はいつの間に着替えたのか不思議がる。
ふたりは刀をもらうね!といって外へ遊びにいこうとして祖父にとめられる。登録証なしで持ち歩くと銃刀法違反なんだよね。


ここからはコラムの内容

家康は元は三河の国の小さな戦国大名で小さい頃は今川義元のところで人質になり、その後は織田信長に協力して、遠江や駿河を勢力範囲にしていた。その後豊臣秀吉により関東地方に領地をうつされ、そこを開発して江戸の町をつくった。

秀吉が亡くなると関ヶ原の戦いで豊臣氏をやぶり天下人となり、征夷大将軍になって江戸幕府を開いた、2年で息子の秀忠に位をゆずり、徳川氏が代々天下をおさめることを世の中にしめした。
ちなみに関ヶ原の戦いで西軍を率いたのは秀吉にとりたてられた官僚の石田三成。戦いのあとには処刑された。西軍を裏切った小早川秀秋は秀吉の正室おねのおいで、備後国の有力大名の養子になっていた。関ヶ原の戦いのあと21歳で病死した。

江戸時代には、幕府が直接支配する領地(天領)と、大名が支配する藩があった。大名には種類があって

親藩・・・御三家をはじめとする徳川一門の大名
譜代・・・本多忠勝など、昔から徳川氏に従っていたけらいの大名
外様・・・九州の細川や島津など関ヶ原の戦いの後に正式に徳川氏に従った大名

とわけていて、外様は遠くの領地を与えた。
幕府は藩をとりつぶしたり、領地を変えたりできた。大名を統制する法律「武家諸法度」があった。

江戸幕府を開いた家康は豊臣氏を滅ぼすため方広寺の鐘の文字に難癖をつけて戦いを始める。大阪冬の陣では真田幸村が「真田丸」を作って活躍し、攻めあぐねた家康は和平をもちかけ大阪城の堀をうめてしまい、次の夏の陣で豊臣氏を掘滅ぼしました。
真田幸村の名前が日の本一の兵として有名になるのは大阪冬の陣以降だそうです。

1613年に国内のキリスト教徒が外国と結ぶことをおそれた幕府はキリスト教禁止(禁教令)また、キリスト教が広まらないようにヨーロッパとの交流を制限。オランダはキリスト教を広めないと約束し、出島に限って貿易をみとめられ、キリスト教国でない中国や琉球とも貿易が行われた。貿易は幕府に独占され利益も独占された。
1937年、島原と天草で農民が反乱をおこした。多くがキリシタンで、キリスト教徒への弾圧や厳しい年貢、飢饉などへの不満から3万人が一揆に参加。しかし幕府は10万を超える兵力で鎮圧する。そのご絵踏みなどがおこなわれ、さらにキリシタンの取り締まりは厳しくなった。

平和な江戸時代には農具の改良もすすみ、この時代の農作業のやりかたは昭和のはじめごろまで全国でみられた。新田開発もさかんにおこなわれた。
江戸時代は10%の武士が他の身分を支配した。80%が農村に住む農民(林業・漁業含む)で、幕府は年貢をきちんととるために百姓の家を5戸一組にまとめた五人組制度をつくった。

参勤交代は家光が始めた制度で、大名は地元と江戸を1年交代で往復することが義務付けられ、妻と子は江戸に強制的に住まわされた。往復の費用や江戸城の改修などで大名の出費がかさみ、反攻できなくなっていった。

江戸は将軍様のおひざ元として大名屋敷や武士の住む政治の街で、武士の生活をささえるたくさんの職業の人がすんでいました。18世紀の初めには人口100万人の世界でもトップクラスの都市でした。
大阪は「天下の台所」とよばれ各地からさまざまなものが集まる商人の町として発展。
京都は歴史ある神社や寺院があり、西陣織などの素晴らしい工芸品が商人を通して幕府や大名の手に渡りました。
他に仙台藩の仙台。加賀藩の金沢、長州藩の萩、薩摩藩の鹿児島まども栄えました。
物流には主に舟がつかわれ、大阪と江戸を結んでいたのは菱垣廻船と呼ばれる舟でした。

江戸時代には、漁業や林業、織物などの手工業、酒造り、焼き物、紙などが発達し、農産物とともに特産物を運ぶために道路や水路が整備された。
金山や銀山が開発され幕府のおおきな財源になった。
商業も発展し、最初は特産物を江戸にもってくるだけだったのが、大量の商品を安くうって儲ける「薄利多売」な商売もおこなわれるようになりました。
金銀のおかげで初期の幕府の財政はよかったが、5代将軍綱吉のころからは産出量が減って財政赤字に悩むようになった。

平和な時代が続き経済が発展すると武士や裕福な商人の他に一般人も文化を楽しむ余裕がでてきた。17世紀末から18世紀はじめに盛んだった上方中心の文化を元禄文化という。松尾芭蕉(俳諧)や近松門左衛門(歌舞伎)、菱川師宣(浮世絵)らが有名。


江戸時代のサバイバル (歴史漫画サバイバルシリーズ)

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  • 作者: チーム・ガリレオ
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2016/08/05
  • メディア: 単行本




歴史漫画サバイバルシリーズ【全14巻】特典つき+別巻1冊セット

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  • 作者: 河合敦
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2017/03/07
  • メディア: 単行本



タグ:河合敦
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